こだわりです

こだわりです


喜八堂(きはちどう)は、米の選定から生地作り、そして焼き上げと一貫したせんべい専門店です。
(世界でもここまで専門的な会社は何社もないでしょう)

普通煎餅屋は生地屋と焼屋に分かれています。
生地屋は煎餅の生地までを作り焼屋にそれを卸します。
焼屋は生地屋の作った生地を焼き上げます。

ひとつの会社でお米の選定から、焼き上げまでを全て自社でやるにはコスト面でも大変なため、このような仕組みだったのかもしれません。
しかし当社では全てを、米の選定から焼き上げまで、ひとつひとつの素材を吟味し、ひとつひとつの仕事に責任を持ち、選びぬかれた最高の素材たちを職人が手間ひまかけて仕上げます。
そこには誰のせいにも出来ないという責任と、お客様へ最高の商品をお届けすると言う夢があるからです。
昨今のスナック菓子のような煎餅は、昔の煎餅とはいえません。

創業以来、殆どの商品に保存料、着色料、添加物、化学調味料を使用しません。(カレー、話の種を省く)
素材の味、自然の味を大切にします。その為には原材料自体の味がとても大切です。

お米にも皆さんが、朝の食卓で召し上がるのと同じお米(うるち米)を使用します。
普通、お菓子には輸入米や破砕米、古古米等、それ自体では使用できない(ご飯には向かない)ものを使用します。
味もそっけもないので、添加物や着色料などで、見た目と味をカモフラージュします。
炊いてみると分かりますが、ぱさぱさで臭いがあったりとお世辞にも美味しいとは言えません。
ご飯に旨み調味料をかけて食べる人は、まずいないと思います。それはお米が美味しいからです。
日本のお米は世界でも一番優秀なうるち米です。今では日本で作られたお米が世界中に広がりました。

<ミニ知識>もち米で作るのが『あられ・おかき』です。うるち米で作るのが『せんべい』です。似ていても原材料はまったく違います。

直営のお店では、お団子や焼きおにぎりを出しています。このおにぎりやお団子をつぶしたものが、喜八堂の煎餅になります。
煎餅では分からなくてもごはんやお団子ならもっと理解して頂けると言う思いからです。
もちろん添加物は使用していませんので、素材の味を存分に堪能して頂けると思います。
調味料や添加物を使用すれば、どんな素材でも同じ味に仕上がると言います。少し怖いですね・・・

お団子が何日間も持つなんて事はありえません。
本物のお団子(本当の上新粉)なら、たった1日のはかない賞味期限です。
お奨めは何といってもせん太郎、喜八しょうゆ、天日ぼし、おこげ、岩古八郎。
これらは生醤油仕上げ(熱処理をしないお醤油だけを使う)。
みりんや砂糖、化学調味材、保存料、添加物、着色料を一切使わず、無添加で職人が一枚一枚焼き上げました。
まさにせんべい好きにはたまらない昔ながらの煎餅です。

<ミニ知識>一口にお醤油と言っても色々あります。
1.大豆・小麦・食塩・アルコールだけで作った醤油
2.それに加えてカラメル色素、調味料(アミノ酸等)、砂糖、甘味料(ステビア)、保存料(パラオキシ安息香酸)、
みりん、昆布等々、様々な添加物や材料がたしてある醤油、丸大豆を使用していても、みりんや砂糖を入れたものもあります。
醤油によって小麦と大豆の割合が変わります。こいくち醤油は小麦と大豆を等量、うすくち醤油は小麦を多めに、たまり醤油はほぼ大豆だけで加工します。

生醤油は、あまり店頭では見かけません。それは熱処理をしていないので保存には向かないからです。
生醤油はまず香りが違います。醤油自体に味付けをしていないのです。
そのままでも美味しいのですが、焼いた時には、さらにその香りがいっそう際立ちます。
昭和初期ごろまではあった醤油本来の味と香りをお楽しみください。
直営店にお越し頂いたお客様は、皆さんお店いに入るとその香りを感じて頂いております。
喜八堂のお煎餅はお米自体が甘いので、甘い醤油ではなく辛口の生醤油を使用しています。

醤油にもお刺身に向いた醤油、煮物に向いた醤油と色々ありますが、喜八堂では80年たった今でも色々なお醤油を探しています。 アレルギーのお客様には小麦や大豆を使用しないお醤油や、たまり醤油、有機醤油等々、試行錯誤しております。
まだまだ変化の途中です

皆さんが普段から食する加工食品の原材料欄を見て下さい。
そして比べて下さい。喜八堂の原材料の少なさにびっくりする事でしょう。
喜八堂ではホームページにおいても、全ての原材料を表示しております。
その他の製品にはそれぞれの味に合うようにお醤油にだしや砂糖を加えます。
だしももちろん厳選された土佐鰹節、椎茸、天然羅臼昆布から直接『生だし』を取り特製の生醤油と合わせると言う喜八堂ならではのこだわりで作り上げます。
一般的には鰹節エキスや昆布エキス、~粉末などで味付けをしますが、これらですと「生だし」とくらべ、味以外のもの(ミネラルやマグネシウム等の人間の体に不可欠なもの)は摂取できません。
簡単に言えば昔ながらのお母さんの昆布や鰹節で生だしをとった味噌汁か、カップ味噌汁の違いでしょうか?
その差は皆さんもご存知でしょう・・・
喜八堂の煎餅はなま物と考えて下さっても結構です。
保存料も、もちろん使っていません。
お早く召上って頂ければ頂くほど美味しいはずです。焼き立てですから・・・

喜八堂の煎餅は昔の味を知っているお客様はもとより、特にお子様にお試し頂きたいものです。
化学調味料などに慣れてしまうと舌がおかしくなると言われております。
素材の味を知るにはやはり素のままが一番です。
好みの味は十人十色、人それぞれです。
1000人に一人のお客様でも結構です。
「喜八堂の煎餅は美味しい、他とは違うね」と言って頂けるように頑張ります。
当社の社員にとってお客様の「美味しい!!」と言う一言が元気の源であります。

喜八堂がこだわり続ける限り味は変わっていくかもしれません。
美味しいもの、美味しいものをと社員一同頑張っています。
お客様もどんどんご意見下さい。喜八堂全員で考えます。

「こだわり」を読んで頂いてありがとうございます。
今後とも喜八堂を宜しくお願い致します。

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